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待合室を彩った草花

どんな待合にしましょうか。
液晶パネルから癒しの映像が流れている。
この医院らしくない。
そこで季節の草花をかざることにしました。
患者さんのにおねがいして旬の草花を手折らせてもらったり、
家から医院までを道草しながら摘んでみたり、
ごく普通の草花をフランス料理みたいにさりげなく器にのせてあげたら一品になる。

これは田んぼの畔に咲いていた紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)。ほんの小さな草なのに診察室の空気を浄化してくれる。

陽のあたる土手からふきのとうを掘り出しておく。2週間もすると紫色の芽が伸びて蕗(ふき)の葉が広がってきます。

3週間後こうなります。ふきのとうと蕗は同じ植物なのですね。こうして飾ることではじめて納得しました。

ボケは天然物よりも手折って室内で咲かせたほうが脆弱な美を生みます。

山吹は空間を温かくしてくれる。そこらここらの山に溢れているからたくさん手折らせていただきました。気の向くままに投げ挿れてあります。

公園から花泥棒しました。椿は群れて咲くとうっとうしい。セパレートして飾ってあげた方が輝きます。人間の身勝手、行為の正当化。