乙女椿。あまりに可憐なため門外不出のお止め椿が名の由来とききました。
アケビの花はアケビ色をしている。桜が咲く前の枝で染めると桜色になるように、この蔓もアケビ色を染めるのでしょうか。
どうってことのない赤爪草、幼いころ花びらを抜いて吸いましたね。かすかに甘い。
初夏のある日、患者さんが花を届けてくれました。大きな房の柏葉紫陽花(かしわばあじさい)。白く可憐なのは白蝶草(ハクチョウソウ)、紫の蛍袋(ホタルブクロ)と黄色の藪甘草(ヤブカンゾウ)。
玉紫陽花は大きくて華やかで人目をひきます。でも閑寂(かんじゃく)な額紫陽花のほうが私は心ひかれます。
この純白には2週間もすると淡い青がさしてきます。色の七変化は土に含まれているアルミニウムによるらしい。