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待合室を彩った草花

毎年6月になるとこの紫陽花を分けていただく患者さんがいます。畑は茶人の庭のようでした。草が生えていないのです。

紫陽花にからませた朝顔が咲きました。花を材料として人知を加えるとなにかが歪(ゆが)みます。

おたふく紫陽花です。花縁がくるっと丸まっています。この花を気に入った患者さんが挿し木して6年。大きく育ったので分けていただきました。

透ける朝顔の花は夕暮れのトワイライト。瑞々(みずみず)しい。

花菖蒲は葉の流れが美しいと思う。本当は待合の窓を開けて風を入れ葉を揺らしたい。

月見草に巻きついた朝顔をそのまま備前の壺に投げ入れました。
どことなくこれは自然で無理がない。