薬棚からみた中庭。実際に使われていたものですが、いまは枳実という蜜柑の皮だけが入っています。 点滴室からも中庭が見えます。夏椿の葉が淡い橙にかわる。もみじのような艶やかな赤ではありませんが、自己主張しない穏やかな暖かい色。 診察室に入ります。机は水目桜の一枚板。椅子は職人さんが鉋だけで仕上げています。鏡のような表面なので水滴がついても玉のまましみこまない。外は雪景色。 つららか手前にくねり曲がりながら朝日を乱反射していました。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14