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醫院の歳時記

咳の薬になる麦門冬の青い花のむこうに待合室を見ています。

受付から待合室を見ています。梅雨がなかなかあけないものですから、アカツメクサを生けたばかりの朝の待合室はまだ薄暗くて。

三つ葉あけびの紅葉です。李朝の箪笥と三日月のインドネシアの蝋燭台。手作りのものは国が違ってもすぐになじみます。

ヒメジョオンは誰も飾ってあげないけれど、丈夫で長持ちします。私はしつろえる花に困ると、駐車場や河原にこの花をさがします。

スイカズラ、別名は忍冬とか金銀花とか。空き家の竹林に香っていました。

柏葉紫陽花が大きな房になりました。切り口にミョウバンをつけて水に放つ。すると水があがります。

池田町の登窯で生まれた白磁。自然釉が降りた温かい色合い。挿れた草花を母親のように抱いています。