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醫院の歳時記

待合室の正面に李朝の箪笥(タンス)を置きました。自己主張することなく、その季節の光のなかで静かに佇(たたず)んでいます。

待合室から南の庭を眺めています。裏からみる朝顔は女性のうなじのように美しい。見てはいけないものを見てしまったような。

待合室から西の庭を訪ねた秋を眺めています。

窓の方からみた待合室。トラノオは夏の旺盛な生命力と橙色の秋葉が楽しめます。

サクラタデの薄紅から遊女の色香がただよう。

患者さんが秋をとどけてくれました。野菊とガマズミの赤い実が秋の陽に映えている静かな夕暮れ。